ランチの上手な断り方とは? 職場の先輩・上司から誘われたとき
職場のランチ、上手な断り方・誘われ方とは?
<目次>
職場の人にランチに誘われた時の断り方・受け方
食事を共にすることでお互い気心が知れます。どんなに怖そうな先輩でも案外素の顔は優しい女性だったということもあります
■都合が悪くてランチを断る場合
- 良い例
- 悪い例
断り方が悪くて誘った人が気分を害したとしたら、その後のお誘いは二度ありません。「せっかく誘ったのに、あんな言い方で断るなんて失礼よ!!」と思われてはおしまいです。でも、誘った側が「そういう事情があるのなら仕方ないわね」と納得すれば、またお誘いがあります。
■一緒に行くことができる場合
- 良い例
- 悪い例
「いいですよ」では「行ってあげても、いいですよ」という意味ですから、傲慢な返事になっています。ましてや「暇ですから」と言ってしまっては「時間が余っているから付き合ってあげてもいいわ」と言ったのと同じこと。その点、「私でよければご一緒させてください」と言うのは、先輩を立てて一歩下った謙虚な言い方になります。だから感じが良いという印象を与えるのです。
職場の人とランチに行くマナー:会計時のマナーで次も誘ってもらおう
おごりかワリカンかわからない時は支払い後、「おいくらでしたか」と一言聞いてみましょう。支払う側は相手の態度が案外気になるものです
- 良い例
「おいくらでしたか?」
- 悪い例
上司や先輩があなたの分も支払ってくれると言ったときでも、まずは「申し訳ないので、私の分は自分で払います」と言いましょう。即座に「ご馳走様でした」と言っては、おごってもらうのが当たり前と思っていると勘違いされても仕方がありません。
ご馳走しようと思って誘っていても、初めからご馳走してもらう気でついて来たと感じたら、余り良い気分はしないものです。全てのことに感謝するのがマナーです。ご馳走してもらうことを当たり前と感じさせる態度や仕草をとることは、マナー違反と心得ましょう。
職場の人とランチに行くマナー:好印象を与えるランチ中のマナー
■ランチ中のマナー・相手の話をよく聞く
・話の途中で話題を奪うことはしない
一番大切なマナーは、相手の話をよく聴くということ。『よく聴く』とは、傾聴するということですから、親身になって聴くことです。相槌の打ち方も、顔の表情も、ボディランゲージも、全てが聴く態勢になっていなければなりません。悲しい話の時は悲しい顔をして、うれしい話の時は一緒に喜んで聴きます。
途中で時計を見たり周囲を見渡したり、話しの途中で話題を奪ってしまうことはタブーです。人は聞き上手な人が大好きなのです。
職場の人とランチに行くマナー:嫌われないランチの誘い方
■ランチの誘い方・相手の都合を考え強制しない
・仲間外れはしない
自分が誘う時は、相手の都合を考えましょう。「無理をしないでね」という気持ちを込めて「ランチご一緒にいかが?」と言うようにしましょう。心の中の気持ちは、意外と周囲に伝わるもの。強制の色が濃く出ると、だんだん周囲は重荷になり引いてしまいます。
くれぐれも、仲間外れはしないように注意しましょう。誘う時に、誰かが1人だけ取り残されてしまうような誘い方はしないように気を配ります。その気配りも品格に障りますからね。
職場の人とランチに行くメリットとは?
いくら盛り上がってもその場にいない人の噂話や悪口は慎みましょう。それが一番楽しみとの話も聞きますが……
・仲間ができて仕事環境が良くなる
・ストレス発散になる
また、女性にとってランチ中のおしゃべりは、かなりのストレス発散になります。共通の話題や情報を持つことで、一体感に似た共有意識が芽生えます。だから、ランチの後に急激に親密感が増し、一度行きそびれた人が後から割り込めないほどの仲良しになったりするのです。
職場の人とのランチがきっかけで休暇もとりやすくなる?
ランチで円滑なコミュニケーションを取れば、休暇も取りやすくなります。交代勤務の人でしたら、出番を替えてもらいやすくなりますから、居心地がよくなり働くことが楽しくなることは間違いありません。そうなれば当然上司の評価も上がりますね。ランチタイムを上手に利用すると、社内コミュニケーションが良くなります。ランチの誘い方1つで品格までも上がります。常に相手の立場を理解して行動することが、あなたの評判をあげることに。ランチを上手に使って居心地の良い職場にしていきましょう。
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